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私と陶芸と
「作家」ではなく「職人」です。
私は正直、陶芸とは無縁に育ちました。
ただ表現は好きで、絵心も多少あったせいか、学生時代はマンガを描いたり、8mm映画を撮ったり、バンドを組んだりしていました。
そして大学を卒業して普通に就職。
ですが会社勤めが肌に合わず、悶々と働いておりました。
そして人づてに笠間に公立の陶芸の指導施設があることを知ります。
高年齢の脱サラ組もいると聞き、一念発起、窯元で修行し、その推薦で窯業指導所(今は陶芸大学校)で研修を受けました。
そして窯元に戻りさらに修行をへて独立したわけですが、そこでの経験と、平凡なサラリーマン暮らしで育ったせいでしょうか、高額な一点ものの陶芸作品にリアリティーが持てませんでした。
「普段使いの良いものをお手軽なお値段で。」
ロクロはそこそこ得意だったので、数を作るのは平気でした。
ですから分かり易く「陶芸家」と名乗ってますが、自分では「職人」と思っています。
「茶碗屋」でもいいでしょう。
そして今日も、朝五時に起きて、せっせとロクロに向かうのです。
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